過去の日記 | 2012/1
鑑賞記録 | 作文拍手


 バベル

2012/7/29

 アップロードが意外と面倒なので、もうブログにしちゃおうかと思ってます。

 うずたかく積まれています。
 何が?
 購入したゲームのパッケージです。

 働き始めて自分の時間は確実に減っているのに、学生時代と同じペースでゲームや小説を買い続けているため、許容量を超えたものが溢れているのです。
 とりわけゲームのような、消化に時間がかかるものは顕著です。

 ざっと部屋を見渡してみたら、こんな具合でした。

●未開封
・ポケットモンスターBW2(DS)
・スーパーダンガンロンパ2(PSP)
・SPORE(PC)

●プレイ途中
・ソニコミ(PC)
・世界樹の迷宮4(3DS)
・ロボティクスノーツ(PS3)
・P4U(PS3)
・Dokuro(Vita)


 おい、どうすんだコレ。
 どうやっても時間が足りません。世界樹のようなシビアなゲームだと数十回以上のゲームオーバーもざらなため、更に時間を食われます。

 ああ、複数のゲームソフトを入れたら、一本になって出てくるみたいな機械がどこかにないものか!
 例えば"SPORE + P4U"で、遺伝子パーツを集め、好きに組み換えたキャラクター同士で対戦格闘するゲーム"ペルスポア"とか、
"ソニコミ + ロボティクスノーツ"で、理想のアイドルをプロデュースするため、学生たちが歌って踊れるロボットアイドルを作り上げる"ソニノーツ"(まんま)とか。
 
 アホなこと書いていないで、ゲーム消化します。


  • 弱肉強食を生きのびろ。

2012/6/9

 こんにちは! ポメラニアン、やってました! 


 本日は、Crispy's開発のゲーム「TOKYO JUNGLE」のご紹介をさせて頂きます!

■TOKYO JUNGLEとは?
【1】わくわく動物ランド
 みなさん、スーパーロボット大戦ってご存知ですよね! アレです。
 ポメラニアンからクロコダイルまで古今東西の動物が一堂に介し、生き残りをかけたサバイバルを始める、ベルトスクロール風アクションゲーム
(※ベルトスクロールアクション:2Dスクロールアクションに「奥行き」を加え、「左右」「ジャンプ」「奥行き」の3軸でのアクションを可能にしたシステム。「ファイナルファイト」など)

 プレイできるエニモーはあなたの自由! 50通り以上の動物から一匹を選び、可能な限り生き残り続けることが目的です!

 まあ、最初は最弱キャラのポメラニアンか、ニホンジカの2択なんですケド。

■実際にプレイしてみる
 主なモードは「サバイバル」「ストーリー」
 サバイバルはいわゆる「どれだけ生き残れるか」を競うモードで、最初はコチラしか選べないようです。

▼ポメラニアン、渋谷に立つ
 【2】漂う終末感
 放り込まれたフィールドは、何と東京の渋谷区
 しかし人の姿はなく、街中は荒れ果てています。
 一体なぜこんなことになってしまったのか……?

▼喰え!
 まあそういう小難しいことはいいや!
 本能に任せるまま、目の前にいるウサギを襲うワタシ。そう、今の私は野生に目覚めたポメラニアンなのです!
 しかしウサギもすばやく逃げるため、奴をオイシク喰らうにはテクニックが必要。

 ●テクニック「気づかれないで噛み付き」●
 草むらに入ると、他の動物の目を避けることが可能です。
 草むらに潜んでエモノの様子をうかがい、エモノがよそを向いた瞬間を狙ってこっそり近づき……
【3】いやにスタイリッシュ
 一撃必殺! 首を噛み砕かれてエモノは死ぬ。
 イメージ的には「Deamon's Soul」のバックスタブ(背後からの致死攻撃)に近いです。
 正面からだとほぼ勝てない「ハイエナ」「オオカミ」といった強敵も、寝込みを狙って噛み付いてやれば恐れることはない! まあ敵も噛み付いてくるけどな!
(タイミングよく避ければパリィスタブよろしく、「噛み付き返し」ができますヨ)

 あと「ツメ攻撃」でぺちぺち体力を削って殺してもいいですけど、エレガントさに欠けるので、ポメラニアン的には噛み付きたいです。ハイ。

 ●食べないとどうなるの?●
 餓死します。
「Hungryゲージ」というものがあるのですが、これが何もしていなくてもガンガン減ります。シビアです。
 ゲージがゼロになると今度は「LIFEゲージ(体力)」が猛烈に減っていきます。LIFEもゼロになると死にます。あっさり。

▼なんかデカイのがいる
 食事を重ね体格も大きくなったポメラニアン。
 噛み付きに頼らずとも、うまく立ち回れば「ツメ攻撃でひるませて→噛み殺す」コンボで、ハイエナなどの強敵も退けるようになりました。

 もうワタシに勝てるアニマルはいないのか? 肩で風を切って(比喩表現)渋谷を練り歩いていると、何かデカいのがいました。
【4】ほんとに×4
 ライオンだー!!!!
 云わずと知れた百獣の王です。デンジャーなスメルがプンプンします。
 しかし私も幾度となく死線を切り抜けたキングオブワンコ。すばしっこさではこちらが勝る!
 逃げ回りつつ丁寧にツメを当てあーダメだー1ドットしか減らねー。
 
 その場では何とか逃げ切りましたが、このゲームでの大半の死因がコレでした。大抵1、2撃で瞬殺されます。草食動物のカンガルーなら大丈夫だろうと思ったら、あの野郎 平然と殴り殺してきますし。
 他にも市街を爆走してたらワニの口に頭から突っ込んだとか割とあるので笑えません。

▼交尾しろ!
【5】CERO Z
 このゲーム、老衰があります。
 寿命はポメラニアンだろうがクマだろうが必ず15年。
 死ぬ前にメスを見つけ、子孫を残せ!
 
 子供を産むと、プレイキャラは次の世代の子供に変わります。
 同時にこれまたネコだろうがワニだろうが、複数匹の「群れ」が形成されます。何とこの「群れ」、「残機」として機能します。

 ●群れが残機になる●
 このシステムが面白い。
 先述したとおりトーキョージャングルは餓死やら巨獣やら あと中毒死やら、とにかく死が身近なゲームです。
 しかし「群れ」を形成しておけば、もし自分が死んでしまっても群れの「No.2」がプレイキャラクターとなり、ゲームを続けることができるのです

 まあ、死んだ自分が横たわってるのを眺めるのは複雑な気分ですケド。それが時間経過や猛暑で腐ってたりするとなおさら。

 ●群れファンネル●
 さらにこの「群れ」は「オトリ」の他に「戦力」にもなってくれます。
 例えば先ほど立ちふさがった「百獣の王ライオン」も、群れで挑みかかれば勝機を見出すことができるのです!

 まあ、ライオンの場合は大抵「ハーレム」と呼ばれる群れを作ってるんですが。
 寝てる 子ライオンにちょっかい出したら親がぞろぞろやってきて、なぶり殺されましたよ。
 チーターとかホルスタインとか、群れを作らない動物相手には有効です。

▼まとめ
【6】自然は非情
「狩って」「食って」「交尾して」。それらを続けて「生き残る」。
 動物というものをテーマにしたためか、人間の本能をシンプルに刺激するゲームになっているのはとても好印象ですね。
 とはいえ相手がネコだろうがビーグルだろうが、それを殺して食べねば生きられないという二重にシビアなゲームデザインはとても一般には勧めがたいものです。

 しかし決して題材の奇抜さに頼っただけの作品ではありません。
「ベルトスクロールにステルス要素や、成長や空腹といったローグ風味を加えたシステム」は、新鮮かつ美しくまとまっており、プレイヤーを楽しませるに足るものです。


 PS3オリジナルタイトル「TOKYO JUNGLE」。
「最近似たようなゲームばかり……」とお嘆きの方は、ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。いろいろな意味で新しい感覚を味わうことができる、非常にマジメなバカゲーです。

 以上、ポメラニアンでした!



 生きてます

2012/4/30

 我、HP更新せり。
 ゆえに、我在り。
 ごめんなさい。慣れない社会人生活が大変で、なかなか更新できませんでした。


 5/6の「第14回文学フリマ」のスペース「イ-20」、サークル「クモノスタジオ」で、
小説『コショテンイン』を刊行いたします。

 月刊ビッグガンガンで学園妖怪漫画『化けてりや』を連載していらっしゃる
たかはし慶行さんに表紙の絵を描いて頂けました。

 150pに7話(公開済5話、書き下ろし2話)の短編が入っております。
 文学知識や書店知識がなくても安心な(アホな感じの)注釈が入っておりますので、どうぞお手に取ってお確かめ下さいね。

 話の大体の雰囲気は作文からどうぞ。


 この間、社の同期とたいやき薄皮論をぶつけあいました。

「たいやきは薄皮で、アンコたっぷりで……そんなものでなければいけないわ!」

 口角泡を飛ばす彼女に負けない勢いで私も反論します。

「紙のようにぺらぺらな皮にアンコを詰めたたいやき? そんなの……そんなの、もうただのアンコじゃないか! たいやきとはもっとこう、厚い皮とそれなりのアンコが互いに互いを盛りたてるハーモニーを楽しめるものでなくてはならない!」
「私はアンコの味を味わいたいのよ!」
「ならアンコの缶詰空けてそれだけ食ってろ!」
「何ですって! 厚皮好きは顔の面まで厚いのね!」

 私たちは歯をむき出しにしてにらみ合いました。

「互いに平行線のようね」
「全くだ。そもそも僕はたいやきに限らず、とにかく皮を薄くしてアンコをたくさん詰めればイイ、とい貧乏根性が気に入らない」
「それの何が悪いのよ。私は味だけを味わっているのではないの。こんなにも薄い皮にたっぷりなアンコが詰まっている……そんな、絢爛豪華っぷりを味わっているの!」

 その言葉を聞いた瞬間、私の脳髄に電撃が落ちました。
 そう、彼女は物質的な味を感じていたのではないのです。
 絢爛豪華、あるいはゴージャス感と言ってもよいでしょうか。そんな、精神的満足を得るために彼女はたいやきを味わっていたのです!
 それはある種、ただアンコの甘さを感じるよりもずっと雅で、高尚な食とは言えないでしょうか。

「でも、俺はいいや……おいしいたいやき食べたいし」
「あら、そう。まあ、お互いにおいしいと思う食べ方するのが一番ね」 


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 明日も会社です。がんばります。



 コーラ飲もうと赤いキャップを掴んで取ったら 

2012/3/30

 マヨネーズでした。



 トーストにブルーベリージャム塗ったら 

2012/3/30

 海苔でした。



 犬 

2012/3/8


 私、大変な発見をしてしまいました。
 ホットケーキが冷えればケーキ、あるいはアイスケーキ。動く歩道が動かなければただの歩道でしょう。

 お気づきでしょうか。この理屈でいくと、「ぬるい冷麦」「麦」となるのです。
 歴史を積み重ね、洗練に洗練を繰り返し、精緻を極めた日本語は、とうとう時を遡らせしめるまでに至ったのです!

 これだけではありません。
 あれは大変寒い日でした。コンビニで買ったホットドッグを、うっかり食卓に置き忘れたまま眠ってしまったことがあります。
 瞼をこすりつつベッドから跳ね起きた私は、枕元の小さな存在に気づきました。そこにいたのは一匹のかわいらしい柴犬でした。ぶんぶんと忙しなく茶色い尻尾を振っています。

 食卓で間食をしていた姉に事情を訊きました。彼女は口の中のものをゆっくりと嚥下した後、口の端についたケチャップを舐め取りながら言いました。

「さあ。知らない」

 知らないそうです。どこかから迷い込んできたんでしょうか。
 何の気なしに食卓に目を移すと、そこに放置してあったはずのホットドッグの姿がありません。
 それを見た瞬間、私は脳髄を電撃じみた啓示に貫かれました。

 温度を失った冷麦が時という流れを遡り、ただの麦へと変じるならば。即ち、食卓にさびしく残され冷たくなった「ホットドッグ」は……。

 脚に柔らかい感触が擦り寄りました。視線を落とすと、黒豆のようなつぶらな柴犬の瞳が私を見上げていました。
 ゆっくり屈むと、私は犬をそっと抱きしめました。生き物の体温が腕を伝わり、私の心に染み通っていくのが分かります。

 それは紛れもなく、寒空の下、コンビニから家に帰る私のかじかんだ手を暖めてくれた、あの温もりでした――。



ヨンデヨ 

2012/2/12

 お久しぶりです。お元気だったでしょうか? 私です。

 9日間という長い休止期間の裏には理由があります。
 そう。私はこの数日間、寝る間も惜しんでルームランナーと戦っていました。
 気を抜けば高速回転するベルトから叩き落される日々の中、私は着実に体力を増しました。息を切らしながら血中に送り込む酸素と、脳内で分泌されるアドレナリンの心地よさたるや! 今では執筆中ルームランナーが欠かせないくらいです。

 というわけで今後の日記記事は全て、ルームランナーで走りながら書いているものだと思っていただいて結構です。

 ※

 ストッカーというものをご存知でしょうか。
 大抵の書店の本棚の下に備え付けられている、在庫本をストックしておくためのスペースです。
 ブックオフのような新古書店は棚の本が売れ、棚に空きができると、ストッカーの中から本を取り出し順次棚に補充していくことになります。その際、当然ストッカーの底まで掘り返して補充すべき本を探さねばならないのですが、それはとても大変な作業です。もし不真面目な書店員だったら、上層にある本だけを適当に眺め、その中から本を取り出すことでしょう。

 そして――もし、その新古書店の書店員たちが皆、そのような不心得者ばかりであったら。

 考えるだに恐ろしいことですが、その場合、上層の本に押しつぶされている下層の本たちはいつまでも日の目を見ないまま、ストッカーの底で腐り続けるのです。
 本来人に読まれるはずだったページは次第に赤茶けていき、落葉の下で形を崩す腐葉土のように幾万の文字たちは意味を失っていきます。
 暗闇と湿気に包まれた下層の本たちは、しかしふと生前の本分を思い出したかのように、そっと囁くのです。
 ヨンデヨ、ヨンデヨ……と。

 ふと立ち寄った新古書店の中、もしあなたが誰かに呼ばれた気がしたのなら、それは古本の呼び声かもしれませんよ。

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私的執筆法 

2012/2/3

 アイデアというのは不思議なことに、外を何となく歩いているときにふと思い浮かぶものだったりします。

 それらを頭のメモに書き留めつつウキウキと帰宅。そしていざタイピングしようとPC前の椅子に座った瞬間、まるで椅子に思考を上澄みから吸われてしまったかのように失念する……という経験は誰しもがあると思います。

 私もこの謎の現象には幾度となく頭を悩まされました。
 そして、ついにその解決方法を発明したのです。

 そう、「ルームランナー」 です。
 主に通信販売されているアレです。私は今、その上でルームランニングしながらこの記事を書いていますが、湧き出るアイデアの何と豊潤なことか!
 走っていrだけで脳は刺激され、アドレナリンは分泌されまうs。書けば書くほど高揚感が身体中を満たしていくのがわかりますj。

 奇遇なことに、ふたつセットで購入すればお得ヒャンペーンおこなっていたので、「ひとりOKgoごっこ」だてできます、
 なんとるーむらんなー、すばらしいのでしょう!1 みなさnも、ぜひ、

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※ルームランナー
 室内走行補助具。ひっくり返した戦車のキャタピラ周辺だけもらってきたような形をしています。





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